高齢者が入浴する効果は？

2025/04/01

高齢者が入浴することには、さまざまなメリットがあります。
そこで今回は、入浴が高齢者にもたらす効果について解説していきます。
入浴時の注意点についても解説していますので、最後まで読んでみてください。
▼高齢者が入浴する効果
■要介護リスクが減る
高齢者が入浴すると温熱・水圧の刺激により運動効果が得られます。
よって体の衰えを防げて、要介護リスクを減らせるでしょう。
ただし心臓の弱い方・疲れやすい方は、半身浴がおすすめです。
■睡眠の質が上がる
入浴により血流が促されて、体内の疲労物質が除去されます。
また汗をかいて程よく疲労することで、副交感神経が刺激され眠りやすくなるでしょう。
入浴にはリラックス効果もあるので、睡眠の質が上がります。
■感染症・床ずれを防げる
入浴で皮膚の汚れが落ちると、感染症・床ずれの予防が可能です。
体や髪を洗って清潔に保つ面でも、入浴は重要な役割を果たしています。
▼入浴時の注意点は？
入浴時は、ヒートショックや転倒に注意が必要です。
ヒートショックは急激な室温の変化で血圧が変動し、不整脈・心筋梗塞などを起こす症状です。
事前に脱衣所・浴室を温めることで、ヒートショックを回避できるでしょう。
また食事の直後・飲酒後は失神・めまいが起こりやすいので、入浴は避けましょう。
浴室に手すりを設置したり、滑りにくい床にリフォームすると、転倒を防げます。
▼まとめ
高齢者が入浴すると「要介護リスクが減る」「睡眠の質が上がる」「感染症・床ずれを防げる」といった効果があります。
また入浴時には、ヒートショック・転倒に注意しましょう。
足立区のデイサービス『サービスゑんドゥジュール』では、高齢者の入浴をサポートしております。
自宅では入浴するのが難しい方も、お気軽にご利用ください。