ケアプラン作成の流れ

query_builder 2023/06/17
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介護保険を使ってサービスを受ける際には、ケアプランが必要です。
しかし「ケアプランをどのように作成したらいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ケアプラン作成の流れについて紹介していきます。
▼ケアプラン作成の流れ
ケアプランは利用される方の状態を把握し、情報収集や会議を通して作成されます。
以下に作成の流れをまとめているので、参考にしてください。
①利用者の状態把握
ケアマネージャーが電話や対面で、利用される方の状況や要望を把握します。
利用される方と家族の家庭環境や抱えている問題など、細かくヒアリングして課題を明確にしましょう。
②原案の作成
把握した状況をもとに、受けるサービスやプランを組み立てて原案の作成をします。
原案の完成後にサービスを提供する事業者と調整を行い、誤りがないか利用される方に確認を取りましょう。
③サービス担当者会議
原案をもとにサービス担当者会議を開き、ケアプランに問題がないか再確認しましょう。
この会議では利用される方と家族が同席し、主治医と介護サービス事業者の担当者を集めてケアプランを完成させます。
④介護サービス事業者との契約
利用者がケアプランに同意し、確定したら利用される方が各サービス事業者と契約してサービスが開始します。
⑤モニタリング
サービスに不都合がないか確認するために、ケアマネージャーは定期的にモニタリングをします。
もし見直しが必要であれば、再度ケアプランの修正や再交付をしましょう。
▼まとめ
ケアプラン作成の流れはケアマネージャーが利用される方や家族の環境・状況を踏まえて作成し、サービス担当者会議を通して完成させます。
状況に合ったケアプランを作成するには、任せきりにするのではなく自分の意見を具体的に伝えることも大切です。
ケアプランの完成後もサービスに不都合がないか確認し、利用される方にとって適した運用が行われているか確認を行いましょう。

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